神前結婚式での三々九度!
SNS等の卒花さんの投稿だったりでも目にする言葉・・・。
【手が上がらなくて・・・】
これは、着物の仕組みと所作が分かっていたら、
すんなり解決するんです。
まずそもそも・・・
何故手が上がらないの???
長襦袢、掛下、白無垢又は色打掛の
振りをあわせるために振り合わせというものをしているからです。
そして、特に婚礼衣装は、
通常の着物より重たいというのも、
動きの制限を感じてしまう原因の1つとなるんです。
手が上がらないから・・・
盃に首から近づいていってしまうという状況になってしまいます。
写真でもそのように現実が写ってしまうんです。
この写真の花嫁様は、
苦しそうにも見えず、
写真からも上品な所作が伝わり、
とても美しく見えます。
美しく写真に写るという事は、
実際はより儀式の動きが美しいんです。
さて・・・、
どうしたらいいの???
顔から、首から盃に近づくのではなく、
太ももの付け根の位置から、
ほんの少しだけ身体を前傾させるだけです。
そして手が動く位置で
盃を傾ければよいのです。
首だけの動きは和装は特に美しく見えません。
ほんの少しだけ
腰から上半身をゆっくり前傾するだけで大丈夫なんです!
そして、
婚礼衣装はボリュームがあるので、
前傾しても姿勢は美しく見えているんですよ!
おさらい
→三々九度の時、
盃に顔や口を首を出して近づけない!
上半身をゆっくり少しだけ前傾させる!
この2つ覚えておいてくださいね!
上品で美しい所作が最高の日をつくります!
写真の花嫁様は、
本当に上品で、奥ゆかしさも感じられ素敵でした!
ちょっとしたことで変わる和装花嫁のお話でした!
ウエディングプロデュースのお客様や、
和婚サポートのお客様には、
色々お話させて頂いております。
花嫁様たちへ・・・、
参考になさって下さいね!